広島2023春
お久しぶりです
今回はタイトルの通り広島大会についてあれこれ書こうかと思います。なんでいきなり大会レポートを?と思うかもしれませんが、広島大会の企画などは僕が言い出しっぺなのでちょっと書いてみたくなりました。
大会の結果についてはまったくもって満足できなかったので省略します。反省は苦しいので仕方がないね。
まず初めに、大会を開こうと思った経緯についてつらつらと書こうと思います。コロナが流行してからは特にキューブをやらずほかの趣味に興じていました。ただ22年くらいから近場でオフ会がたびたび開かれたり、コロッケに誘われたり、キューバーと遊ぶ機会が増えていました。瀬戸内オフで広島近辺にキューバーが多いことを知り、コロッケでキューバーと遊ぶ機会が増えたのが大会を開くモチベーションに大きく影響しています。
ほかにはデリゲートのみやちゃさんがコロッケに来ており、大会開催についてザックリとした進め方を聞けたのも大きかったと思います。
広島大会はコロッケが開いたといっても過言ではないですね。
コロッケ帰宅後に、SCJページから大会を開催するにあたって何が必要なのか問い合わせました。このときは種目も日程も運営メンバーも何も決まっていなかったと思います。本当に熱が冷める前に軽い気持ちでメール飛ばしました。
種目、運営メンバーに関しては瀬戸内のディスコに大会開くことを投げて募集しました。
種目は募集した当時3BLDは入っていませんでしたが、まっさんと梅子が付き合い始めたばかりの頃でまっさんを呼び込むために個人的に面白そうだなと思い3BLDを追加し最終的にあの種目となりました。
運営メンバーはみんないい返事をくれました。が、全員を運営メンバーにすると大所帯になるので年功序列で絞りました。メンバーに選ばなかった人すみません。悪意があったわけではないです。
そんなこんなで種目、運営組織を立ち上げたので大会準備へ入りました。
今回の運営メンバーはこうさん以外ほぼ運営初なので半年前の22年9月くらいからゆっくりと話を進めていきました。開催準備はかなり順調に進み年末にWCAページを公開できました。個人的に半年前から準備を進めるのはありだなと思いました。早めに大会は告知したいですし、大会に間に合わせるため個人の都合をずらしてミーティングなどやりたくないですからね。
誰もやりたがらない仕事はすべて餅君にぶん投げて粛々と準備は進んでいき受付開始日。当日僕はリハビリだったのでリアルタイム観戦はできなかったのですが7分くらいで定員90人が埋まったらしいですね。定員が7分で埋まることにも驚きましたが、メガの人数にも驚きました。過去3大会の平均から20人~25人くらいかと思っていたのですが40人近くがエントリーしていました。スケジュール壊れちゃう。
実際はほかの種目の時間をかなり余裕をもって確保していたのでその分をメガに割り振ると大会時間は変わりなく進められそうとわかったので壊れずに済みました。
その後の大きな作業といえばスタッフ割り振りですね。気を付けた点は初心者グループのジャッジの割り振りと競技前にジャッジ、スクランブラを割り振らないことくらいです。初心者グループは何が起こるかわからないので経験豊富かつ、間違いを指摘してくれそうな人たちを割り当てました。
そのほかの買い物やら当日の必要なものは面倒なので餅君にぶん投げ、忘れ物のリスクを回避し大会当日。
会場設営はまっしゅやけんごさん、ころさんなどが手伝ってくれてスムーズにできました。ありがとうございます。
会場設営できたのはコロッケのおかげ。
競技自体は昼休憩を多めにとったり、途中で10分ほど小休憩を挟める程度にはスムーズに進行しました。最終的には時間通りに終えることができました。
よかったよかった。
まだまだ残務がありますが最後にちょろっと感想などをまとめて締めたいと思います。
ちょいちょいミスはあったけど、実行委員長としてそれなりの仕事はできたのではないかなと思います。また学生を巻き込めたのもよかったとも思います。各々ブログで前向きな感想述べていましたし、いずれ大会開いてほしいですね。
反省点としては初心者レクチャーの時に初心者を前のほうに集めなかったこと。記録用紙1枚足りなかったことですね。
1つ目は単純に後ろのほうに初心者いたら見えないですし…。
2つ目はグループ分けにミスがあったので修正したのですがそれが記録用紙に反映されていなかったようです。ちゃんと確認しないといけないですね。当日はこうさんが柔軟に対応してくれました。ありがとうございます。
あと会場が暑かったですね。4月にならないと冷房が入れられないようなのでどうしようもなかったですが…。次やるとしたら3月開催避けますね。花粉もつらいですし…。
次やるとしたら、2日間開催とか2部屋借りて一方をFMCとかMBLDも行うとか、もう少し定員増やして見学は同伴者のみにするとかやってみたいですね。2部屋借りられるか知らんけど。
では、キューブはいったん離れてポゴレジェンドになってきます。
ポゴはいいぞ。
FMC Advent Calendar 2020, 20日め
この記事は FMC Advent Calendar 2020 - Adventar の20日目の記事になります.
19日目はたむそんさんの『神になりたい』でした.果たして彼は神になれたのでしょうか…
21日目はロンリーウルフさんの『楽しそう!パズルやるぞい!』です.
今年もやってきましたFMCアドカレ.あいも変わらず僕は公式記録は持っていないですが,pre-move と NISS を履修したため去年の35手より良い結果を残すことが目標です.
Sc : R' U' F R2 U R2 U F2 L2 D' R2 U B2 U' L' U F' L R2 D' F' L' R D' R' U' F
ぱっと見た感じでブロック作るの難しそうで,なんか上級者はEO先に揃えてるなーという感覚で適当にEOを見てみたら,U' B' ( or U' B )でEOが揃えられることがわかったので,U' B',U' B からブロック作成を試みました.
U' B' で,黄色青のエッジが揃っているので良さげなものを探したら U' R2 U R2
で疑似ブロックを作成できました.
U' B //EO
U' R2 U R2 //疑似222
その後は難しそうだったので,お,わし上級者みたいやん,35手ヨユーとか思いつつドヤ顔で inverse へスイッチ.
邪魔になるから消したけど,確か青クロスで割と短めの手順で223ブロック作れたんだけど,その後R,U,F2,B2のみで揃えられなくね?って思って消した.
話逸れた.inverse からも良さそうなのが見つからず,結局ゴリ押しで,
U2 F2 U' L U L U L' //223’
改めてやってみるとnormal から,U' L' F2 U' L2 で疑似223できるやん...
自分が凡夫であることがわかり,そのままゴリ押しで,
U' R U R' U' R U R' //F2L-1'
U L' U L U L' U2 L //F2L
F2Lを終え,あーもうめちゃくちゃだよ,このあとLLかー絶対35手無理やんって思いつつキューブを眺めると,みんなが大好きなPLLskipするじゃないですか.去年もPLLskip引いたっけ...
兎にも角にもLL回しておしまいです.
L' B' R B L B' R' B U' //LL’
以上をまとめると,
Solusion:
U B' U' R2 U R2 U B' R B
L' B' R' B U2 L U' L' U' L
U' R U' R' U R U' R' U L
U' L' U' L' U F2 U2 R
38 moves
感想
40手超えると思ってたから思ってたほど悪くない結果でした.目標のsub35は無理でしたが,pre-move とNISSがちゃんと使えたのでヨシ!
来年はインタァチェィンジャボゥを探せるようになりたいのと,223作成時でもpre-moveが使えることを頭に入れておきたいですね.
来年やるか知らんけど.
では良いお年を!!!!!
pyraminxブロック作成のコツ
はてなブログに「そろそろ記事書けよ」と催促されるし,まっしゅは 1-flip のブロック作成に困っているらしいので,ブロック作成について書きますか.
とは言ってもブロック作成だけなら定石を少し覚えるだけですぐに読めるようになると思うので,さらっと定石を紹介して,あとは exapmle をいくつか載せるだけです.
この記事のターゲットはTop first初心者なので Bell method や Nutella method のブロック作成については紹介しません.Pyraminx top first 解説 - からさわblog と,
Top first 発展 - からさわblog の間くらいの記事だと思ってくれればOKです.
この記事,というか僕はU-topにブロックを作成するので,L-topの人は頑張って手順書き直すかU-topでブロック作成できるようにしてください.Tymon や Drew はU-topです.U-topやれ.
まぁ実際好きな方でやればいいと思います.が,L-topはRwを多用し,D面にあたる面全体が回転移動するため先読みはU-topに比べ難しくなると思います.U-topでDwはあまり回さないからね.
あと例のごとく酒飲みながら書きました.お手やわからに.
定石
定石は揃えたいエッジがTopにある場合のみ紹介します.また手順の前の【Oka】,【flip】等はエッジとセンターの位置,向きの関係を示します.【correct】は位置,向きともに正しい,【Oka】なら異なる位置で,同じステッカーが隣り合わない向き,【flip】なら正しい位置だが向きが異なる,です.
スラッシュの意味は or です.手抜きです.
【correct】L U L' 【flip】L R / L' U' B' |
|
【correct】L U' R 【Oka】L R / L' B' |
|
【correct】L R / L' U' B' 【Oka】L' B' 【flip】L U L' |
Exapmle
OkaブロックやKeyHoleブロックなど,各解法を考えるときりがないので1-flipだけを考えます.
Ex1.B U' L R' B' L' B' R
R-top とL-topにフリップエッジがあるのがわかりますが,L-topはフリップエッジが2つなのでR-topについて考えます.
R-topはフリップエッジの他に定石に当てはまるもの(黄色青)があります.これは2手か3手で正しく揃えることが可能です.3つ目のエッジ,青緑を揃えつつ黄色青をD面に降ろせれば簡単にブロックが作れると容易に想像できます.
青緑エッジの位置と向きを踏まえると, [l'] U' L' B' でブロックが作れますね.U系はD面(今回は赤)に影響せず,D面に影響するのはL' B'の2手だけです.これだけなら1-flipのどのパターンが来るのか簡単に読めますね.
Ex2.B' U' R U L U R' L
今回は正しく揃っているエッジも,フリップしたエッジもないです.ただ,R-topに2手で正しく揃えられるエッジが2つあります(黄色緑エッジと緑青エッジ).これをうまく利用すれば簡単にブロック作成ができそうです.また黄色緑エッジを [l'] R' L' で揃えるとき,2手目の L' で青緑エッジがD面に降りるため,3手で2つのエッジを揃えられることがわかります.
あとはこの2つのエッジを処理する間に黄色青をフリップして入れられればいいわけですが,今回はたまたま [l'] R' でフリップして入ります.
つまり,[l'] R' L' B' でブロックが完成します.これも3手しか回さないので1-flipのどのパターンが出るのかは簡単にわかりますね.
1-flipのブロック作成に4手以上かかるものがなかなか出てこないのでこれで終わります.
1-flipのブロック作るだけなら大体は3手で終わるんですね,確率はしらんけど.
FMC advent calendar 2019, 23日め
この記事は FMC Advent Calendar 2019 - Adventar の23日目の記事です.
22日目はうえしゅうさんでした.
24日目はきらっちさんです.
23日空いてたら登録したけど,僕はFMC全くわからないのでクソ解法です.多めに見てください.
僕が持っているFMCの知識は次のとおりです
- Block buildingで解く
- NISSというものがある
- コミュテーターをインサートするとどうやらキャンセルが発生する可能性があり美味しい
- どっか適当なタイミングでEOを揃える
- インバーススクランブルからいい回答が見つかることもあるらしい
- M,E,S は2手
- 持ち替え記号が解答にあると美しくない
先程述べたとおり初心者です.CFOPを利用して解きます.
では,酒の勢いで書いた記事をどうぞお楽しみくださいませ.(酒飲んで解いたわけじゃないよ.飲酒ソルブ駄目,ゼッタイ!)
Scramble : R' U' F L D B' R2 D2 U2 R2 F L2 F' D2 F' L' R' U B' L2 B L D2 R' U' F
2*2*2
RBに白緑赤のペアがあり,白赤エッジ,白緑エッジも悪くない位置にあるため,これらを
F2 R' B' U R' F // 222
としました.2*2*3につなげやすかったのでこれで決定.
2*2*3
先程の6手を行ったあと L' で白橙緑がペアに成ることに気づきました.
その後いい位置に橙緑エッジがあることに気づき下記のようにしました.
L' D' L2 // 223
F2L-1,EO
次にF2L-1を作るのですが,なんとまあ白青エッジのEOが揃っていて,白青赤の1*1*2ができているじゃないですか.
もう有頂天ですよ.FMCの神が舞い降りてますよ.そのまま神の仰せのとおり素直に解きます.
↑神に導かれている僕
B D2 B // F2L-1
EO2が残っているためゴリ押しで,L' D' L B D' B' L' D L としたら4CPが残りました.
4つのコーナーを動かせる手順はE-permしか知りませんし,シールも手持ちにないためE-permを差し込むタイミングもわかりません.
こんな手順捨てて他の探しましょう.
青白のEOが揃っていて,1*1*2もあるんだし,適当に無駄な動きすればいい感じになるだろうと思い,F2L#4まで下記の通り処理しました.
B' D B2 D' B2 D B2 D B // F2L-1
L' D' L D2 B D B' // F2L + EO
3CP
F2L完了時点でD面(黄色)を見てみるとEPが揃っていいてOLLはUcaseです.CPの判断をするとみんなが大好きなOLL,R2 D' R U2 R' D R U2 R でCPが揃います.このCOLLではEPは不変であるため,PLL skipです.やったぜ.
手順は
R2 U' R D2 R' U R D2 R D' // COLL
でPLL skip
完成したので解答を整理しましょう.
↑ skip 引いてニヤニヤしながら手数数える僕
F2 R' B' U R' F // 222
L' D' L2 // 223
B' D B2 D' B2 D B2 D B // F2L-1
L' D' L D2 B D B' // F2L + EO
R2 U' R D2 R' U R D2 R D' // COLL
計35手となりました.
感想
初挑戦にしてはいい結果だと思いましたが,意味不明な無駄な動きが噛み合ってPLL skipを引けただけなのでただのラッキーパンチですねー.ただ最初の2*2*3までは上手いこと処理できたと思いますし,偶然でも噛み合うと気持ちいいですね.Pyraminxに飽きたらFMCやろうかなってほんの少しだけ思いました.
Top first 発展
この記事は speed cubing advent calendar 2019 の22日目の記事になります.
21日目の記事はあらしんさんの『F2Lを捨てよ|Sinpei Araki|note』でした.
23日目はみねぼさんの『そのF2L、捨てませんか?』です.
この記事では pyraminx top first に関するあれこれをダラーと書き連ねます.
ただ、top firstは過去の解法です。こらからピラミンクスをやるぞ!という人はL4Eをやりましょう。
最初に top first のうち,key hole とよく使われる 1-flip と Oka method について説明をするのでこれから Pyraminx をやってみたいという人でも理解できると思います.が,主に僕の知識整理と自己満足の記事になりますゆえ,冗長になるかと思います.ご容赦を.
本題に入る前に軽く自己紹介をします.本文読みたい人はすっ飛ばしてください.
僕は普段鍵垢にこもっている陰キャです.実際に会ったことのない人のフォロリクは申し訳ないですが,基本無視してます.会ったこともない人にツイートみられるのがなんとなく怖いからです.
2018年の春からF欄理系学生から社畜にジョブチェンジし,その際に「社会人になると学生時代より時間取りづらくなるよなー,種目適当に絞って練習しよう.」という理由でなんとなくpyraminxを選択しました.2015年くらいに少しピラを少しやっていたのも一つの理由です.当時はkey holeとOkaをメイン解法にしていましたが,Pyraminxを再開したときは1-flipの練習からはじめました.
そんなこんなで練習を真面目にし始め,現在はao100でsub4.5くらいao50で4秒,ao100で4.2秒くらいです.ではピラの解説へ話を進めましょう.
Top first 解説
にここではKey hole, Oka, 1-flipの解説をさらっとします.初めにKeyholeとOkaの説明をして,その後1-flipの説明をします.
Keyhole,Oka
KeyholeもOkaも初めに同一センター周りの2つのエッジから成るブロックを作成します.下の図の左側がKeyholeのブロック,右側がOkaのブロックです
Keyholeブロックは2つのエッジが正しく揃っているためわかりやすいと思います.一方Okaブロックですが,1つのエッジは正しい位置,正しい向きですがもう一方のエッジの位置は正しくない位置にあり,また同じ色のステッカーと隣り合わない向きで入っています.今後このようなエッジをOkaエッジと呼びます.
上図のように特定のブロックを作成したら,グレーの部分,3*3でいう空きスロットを使用し,D面センターを揃えます.
センターの処理が完了したら次の手順を使って3つ目のエッジを処理します.
L' R' L R | |
R U R' |
3つ目のエッジがグレーのところにある場合,いわゆるアンラッキーは3*3の簡易LBLでエッジが反転して入っている場合と同じ要領で,D面にあるエッジを L' R' L R などで入れるか,専用手順使うか,アンラッキーを回避してください.アンラッキーは簡単に回避できるので回避するのをおすすめします.なので専用手順は載せません.面倒だし.
最後にLLの処理をして完了です.LLはどのパターンでもどの向きでも持ち替えせずに回せます.
R' L R L' (f') U' R U R (f) L' U L U' |
|
L R' L' R (f) U L' U' L (f') R U' R' U |
|
R' L R L' - U L' U' L (f) L R' L' R - L' U L U' (f') R' L R L' - R U' R' U' |
|
L R' L' R - R U' R' U | |
R' L R L' - L' U L U' |
1-flip
次に,1-flipの説明です.1-flipは下の図のように2つのエッジは正しく揃えますが,3つ目のエッジをわざとフリップした状態で入れます.
その後センターの状態によって手順を使い分け,flipしたエッジとセンターのねじれを同時に処理します.ミラー手順を除けば大した数はありません.また長くても6手なので覚える事自体は難しくないと思います.
L U' L' R' L R | |
L U' R | |
L U' L' R L R R L R' U' R' |
|
L R L R' U' R L' U' L' R L |
|
L' U' R' U' B' | |
L' U' R U' B' |
アンラッキーの回避
最後にアンラッキーの回避を紹介して解法の解説は終えたいと思います.
どの解法でもアンラッキーになる1手前の状態から回避手順を使用すればアンラッキーは回避可能なので,できる限りアンラッキーを回避しましょう.では,まずは同じ要領でアンラッキーを回避できるKeyholeと1-flipから.
U R' - L R' L' R | |
U' R' - U L' U L |
ちなみに1つ目はBell methodと呼ばれるもので,Okaエッジがフリップしたブロックを作成し,D面センターを揃えたあと2つのエッジを特定の手順を使って揃えます.Oka,1-flipに比べたら使う頻度は高くないですが,このパターンをアンラッキー回避以外でも使えると意外と重宝します.
2つ目はOkaに持ち込んで処理しているだけです.
次にOkaのアンラッキーの回避です.
L U L' U R | |
L' R U L |
1つ目はFDにある青緑エッジを揃えるときに,D面センターのねじれも解消することを利用して先にOkaエッジを処理してます.
2つ目はD面センターのねじれを解消しようと R をすると,FDにある緑青エッジも巻き込んでしまうので, L' でFDからLFに逃がしてからセンターのねじれを解消しています.
以上でTop firstの解説は終えますが,Okaはブロックとセンターの向きを効率よく揃えられないと解法の良さが活かせません.また,3つ目のエッジの位置と向きの先読みも必要であるため,正直あまり初心者向きとは言えません.ですから初めは1-flipで練習をして,ある程度先読みやこれから紹介するセンターコントロールができるようになってから,Okaをやるほうがいいと思います.
このあとは全般的に使えるテクニックからマニアックなものまで色々ご紹介します.
センターコントロール
Pyraminxではブロックを作るときのちょっとした工夫で手数を減らすことができます.具体的に言うと「エッジを揃える際の手順」を工夫します.にっけんさんの記事で詳しく書かれているので詳細は省き具体例を見てみます.
例えば上図のような場合,U' B' ではなく,L' R とエッジを揃えることでセンターのねじれを解消しつつkeyholeブロックを作ることができます.
他の例も見てみましょう.
素直に R U' R とすると1-flipの1センターねじれになり,ブロック作成後更に6手かかってしまいます.ですが,U' R' U R' とすると1-flipの一番簡単なパターンになります.当たり前ですが R と R' でセンターの回る向きは逆なのでブロック作成が完了したときのセンターの向きに差が生じるためです.
このようなテクニックはTop firstを使用するなら必須のテクニックです.Okaならブロック作成とセンターのねじれを同時に処理できることもありますし,1-flipなら3手で揃うパターンに持ち込むことも可能です.
1-flipにおける工夫
1-flipで普段意識しているのは先程紹介したセンターコントロールと1-flipの出現パターンの先読みです.こちらもにっけんさんの記事に詳しく書かれています.具体例を見てみましょう.
上図のようなとき,L で1-flipのブロックが完成しますが,黄色センターは3つともすべて同じ向きにねじれている状態になるため,L のあとにもう一度 L する必要があります.Pyraminxにおいて L2 は L' と同値であるため,1手目を L' とすれば1手短くなり(L2は1手なんて言わない),L2 より回しやすくなります.
他にもこんなときは L R' U' R' で,
こんなときは U' L' R L R とすればいいわけです.この2つの例を見ればわかるように,2センターが異なる向きにねじれている1-flipの手順は6手手順と5手手順の2種類を覚えるとお得になるケースが多くなります.
次のパターンは U' B' としたくなりますが先程紹介したセンターコントロールを併用して L' R L' U' R とすれば,かなりスマートに解くことができます.
このように特定のブロックを経由せずにTop + centerを揃える解法をintuitiveと呼び,後ほどいくつか紹介します.
Okaにおける工夫
次にOkaで手数を減らす工夫を紹介します.とは言ってもほぼアンラッキー回避手順と同じです.
例えば上図のとき ,L でセンターが完成しますが,L によってFDの青緑エッジが反転しながらDLへ移動します.その後 U' (u) R' U R でTopが完成しますが,持ち替えが必要で少し面倒です.そこでアンラッキー回避の要領で R L U' R' とすると持ち替え,AUFがなくなります.
図の状態から L' をした場合も考えてみましょう.
この場合は L R L U' R' で特に問題はないのですが,R U' R' U' L' と先にOkaエッジを処理すると少しばかり回しやすくなります.また緑青エッジ,緑赤エッジがflipしている場合でも似たような処理が可能です.
U' R U R' L' |
今回紹介したように1センターがねじれている場合は (u') の向きから開始すれば持ち替えは不要なためあまり効果はないですが,図の状態から R(またはR’)されている場合は開始面をずらすよりもこちらを使用したほうが無駄なく揃えられます.
Intuitive
1-flipでは先程紹介したもの以外でもintuitiveによりtop + centerを完成させることがしばしばできます.Drew氏の動画,Random Pyraminx Tricks #2: 1-Flip Hacks に影響されほかのパターンもあるのではないのだろうかと探しました.先の動画で紹介されてるものと僕が見つけたものを紹介します.
中には実用的でもないものもありますが,intuitiveで解けるのはカッコいいので覚える価値はあります.あと全パターン網羅してるわけでないのであしからず.
まずはDrew氏の動画で紹介されているものから.
R U' B L | |
R' U L' R | |
R L' U R' B' |
3つとも割と判断が簡単で,かつ強力です.
1つ目はFDの青赤エッジがフリップしていたら素直に U R とすることで1-flipの一番簡単なパターンにできます.
2つ目は素直にやると憎き2センターが異なる方向にねじれるパターンになります.ブロック作成も含め回しにくい7手が回しやすい4手になります.
最後のパターンはOkaと1-flipの同時処理です.Okaエッジを処理するときの U とflipエッジの処理の U をうまいこと同じタイミングで発生させ,それぞれを単独で処理した場合に発生する U' をキャンセルさせています.
次は2つのセンターが異なる向きにねじれている状態のものを紹介します.こちらも判断が非常に簡単です.
R' U L' R' | |
R' U L' U L' |
2つとも素直に1-flipで揃えようとすると図の状態から8手かかります.ですが上の手順を使うと2手,3手短くなります.1つ目のパターンでは持ち替えもなくなります.
最後は3つのセンターがねじれているが,1つだけ向きが違うパターンです.
R U' B R U L | |
R L' U' B |
1つ目は正直使わないです.2つ目は素直に解くなら L U B か,R B L' ですね.ですがintuitiveを使用すれば4手でTop + centerが完了します.
今回紹介したものの内,揃っているエッジとflipエッジの位置関係が違うものは途中にU か U' を挟むか,U や U' の位置をずらすとintuitiveで処理可能なものもあります.
1-flipのパターンではないですが,おしゃれなintuitiveを紹介します.ほとんどDrew氏の動画 Random Pyraminx Tricks #3 Some cool algs で紹介されているものです.
L R B L | |
R B R' L R | |
R L B R L | |
L R L B L |
実践じゃ判断が難しいため使えませんが,ブロックを作るときに少し役立つかもしれません.
Example
最後にexampleを5つ載せます.画像フォルダを漁っていたら平均10.00を叩き出したCCK2019のscrambleを見つけたので今回はこちらを使用します.頂点とLLは省略します.
Scramble 1 : L' U R' U B R L U' B U' B
キューブを見渡すとU-top(黄色なし)とB-top(緑なし)にOkaエッジがあるのに気づくので,これらを分析します.
U-topの場合,(u') U R U' R' でOkaブロックが作れます.その後 L U L' でTop + centerが揃います.
B-topの場合は (r') (u) U L U L' R U' R' で揃います.どちらも同じ手数で回しやすさも同じなのでどちらでもいいと思います.
Scramble 2 : B' U B' U' R L' B' L' R L' U
R-top(赤なし)に2つのエッジが揃っているのがまず目につくのでこれから分析を始めます.(f') R をするとWOの簡単なパターンになります(Pyraminx top first 解説 - からさわblog 参照).このパターンは R' L R' L' R L' で揃うので手順としては,R R' L R' L' R L' = L R' L' R L' です.
他のやり方としては,(f') (u') U' R' でBellに持っていく方法もあります.WOは知らない人でもBellのこのパターンは1-flipのアンラッキー回避でも使うので知っていると思います.
B-top(緑なし)も少し分析してみましょう.(r') R L' でOkaブロック完成,その後 U' L U L' でtop + center 完成で悪くないです.
Scramble 3 : B' U R' B' L U' B R' L U' R
R-top(赤なし)の黄色青エッジがすでに揃っていて,青緑のエッジはフリップしています.またセンターは3つともすべて同じ向きに捻れています.3つ目の緑黄色のエッジの向きも確認すると,下記のintuitiveが使用できます.
R U' B L |
手順は (l') U' R U' B L となります.
Intuitiveを使わないなら,(l') L R U B でOkaにするのがいいかと思います.
Scramble 4 : R U R' U R B U' B U' B L'
B-top(緑なし)にOkaエッジとflipエッジがあります.先にflipエッジを処理するなら,(l) L' U B' L'.先にOkaエッジを処理するなら,(l) U R U' R' ですが,できる限り3手で揃うパターンにしたいので途中に L' を挟んで (l) U R L' U' R' とするのがいいでしょう.
(l) U R でエッジを1つ入れたあと,intuitiveを使用するのもいいかもしれません.ちょうど下記のパターンになります.
R L' U' B |
これを踏まえて手順を考えると,(r') U L R' B U L' となります.
他にもR-topに目を向けるとOkaエッジがあり,(f') L U R U L' でOkaに持ち込めますが,5手は正直あまり良くないのでもう少し考えましょう.
RLにある黄色緑エッジ,FLにある青黄色エッジはそれぞれ1手で入る位置,向きです.よって (f') R L で2つのエッジが正しく入ります.最後にBをすれば1手目のRでずれたOkaエッジがflipして入るので1-flipの3手パターンになります.最終的な手順は (f') R L B です.すでにあるOkaエッジに気を取られやすいため気づくのは難しいと思います.僕も本番では気づけませんでした.これ書くために分析してはじめて気づいた.
Scramble 5 : L U R' L' R' L B' L' B' U B
L-top(青なし)にflipエッジが2つありますが,3つのセンターが捻れているため無視します.Flipエッジが2個ある場合はOkaにするほかなく,(1つのflipエッジの処理に3手,3つ目のエッジを揃えるのに1手か2手必要であり,1-flipに持ち込むために必要な手数が多い)また,3つのセンターが捻れている場合は先読みが難しくなる可能性が高いためです.
U-topに注目すると,L R で2つのエッジが揃い,更にU R' とすると1-flipになりますが,このパターンの1手目は R' なので R2' を R に置き換えると,L R U R U' B U' L' となります.
R-top(赤なし)に注目すると,(l') (u') R' L' B' で2つのエッジが正しく入ります.残りの黄色青エッジは初期位置がDLにあるため,2手目の L' でFDの位置に来るのがわかります.よって最後に R をすれば1-flipに持ち込めます.Rセンターは最初と変わらず,LとBは反時計回りに回るので (l') (u') R' L' B' R で1-flipの3手パターンになるのが容易にわかります.
おまけ
これから導入予定のLL読みを紹介します.個人的に好きな日本酒を紹介と,アドカレの感想を少し話してお終いにします.
- 出羽桜 大吟醸香りが豊かで口当たりがよく,後味がさっぱりして飲みやすい.正月にピッタリのお酒だと個人的に思ってます.煩悩ソルブのお供にどうぞ.
- 田酒
www.densyu.co.jp居酒屋で飲んだだけなので田酒のどれを飲んだかは覚えてないけどすごく爽やか.日本酒苦手な人でも飲みやすいと思う.“田”が2*2に見えた人は病気です,田酒飲んで治療しましょう.
- 寫樂
www.miyaizumi.co.jpこれも居酒屋で飲んだのでどれを飲んだか覚えてない.甘くて美味しい.お米ジュースって感じ.キュービスト向けのおしゃれな日本酒.
- 壱醸 純米大吟醸 21
www.koshimeijo.jp精米歩合21%(お米の79%を削っている)で雑味がないのはもちろん,華やかな香りがする.獺祭23より好み.地元名産の油揚げとおぼろ豆腐も美味しいので新潟言った際は食べてみてください.キュービストは皆飲むべき.来年のCCKに持っていこうかな.
- 雨後の月 大吟醸
www.ugonotsuki.com今年のCCKに持っていったお酒.さっぱりとした辛口で飲みやすい.数々のキュービストをだめにしたお酒(?)
感想
僕がキューブを初めた頃からアドカレは毎年企画されていて,「いつかなにか書いてみたいなー」と漠然と思っていたのですが,今年はじめてこうして記事を書くことができました.最初はなに書こうか迷いましたが僕の好きな日本酒を皆さんに紹介できて満足です.日本酒は吟醸酒,純米酒の他にも2回ある火入れを行わない生酒,2回の火入れの内片方を行わない生貯蔵,生詰やアルコール度数を調整するための加水を行っていない原酒などなど多種多様あり,どれも美味しいです.みんな日本酒飲んで年越ししましょう.新宿伊勢丹にいっぱいありますし売店のおばちゃんは優しいです.何買おうか迷ったら値段が高いものを買いましょう.各々好みの差はあれど不味いものはありません.
このまま日本酒につてダラダラ書くのも楽しいですが,かなり文字数が多くなってしまったのでそろそろ筆をおきます.
書く機会と書く気力があれば,来年は頂点処理について書きたいと思います.
ではまた明日の FMC Advent Calendar 2019 - Adventar で会いましょう!
Pyraminx top first 解説
この記事は Speedcubing Advent Calendar 2019 - Adventar の記事ではありません.以前書いたpyraimnx top first の解説記事をブログへ移植したものになります.
パーツの名称
Pyraminxのパーツの名称は下図の通りです.
回転記号はWCA大会規則に従います.その他に持ち替え記号として(r), (u)等を使います.(r)ならR方向へ持ち替えます.
Keyhole
ここから各解法の解説に移りますが,どの解法も1つのセンター周りのエッジ,D面センター,LLの順に揃えることに変わりはないです.ではKeyhole methodの説明から.
まず,下の図のように同一センター周りのエッジ2つを正しく揃えます.グレーの何も揃ってないところをKeyholeと呼び,次のステップではこれを利用してD面センターを揃えます.
これ以降上図のような図がたくさん出てきますが,これは上からピラミンクスを見た図です.またこの記事ではD面は黄色で統一します.
このブロック作成は3×3のクロスのようなものです.PLLやOLLみたいに決まった手順はないので適当に作ってください.
次に,Keyholeを利用してD面センターを揃えます.例えば下図の状態の時,R U L’ U B’ とすればD面センターが揃います.センターを揃える,UかU’をしてkey holeを動かす,センターを揃えるの繰り返しです.Uの代わりにD面を回してもOKです.
D面センターを揃えたら3つ目のエッジ(上図なら青緑エッジ)を次の手順を使用し揃えます.
L' R' L R
L’ U’ L – R’ L R L’
ミラー手順は面倒なので省略します.2つ目のエッジがフリップしている状態はアンラッキーですが,簡単に回避ができます.後ほど1-flip,Okaのアンラッキーの回避とまとめて紹介します.
3つ目のエッジを揃えたら最後にLLを処理して終了です.全部で5つしかないので全部回せるようにしましょう.
R' L R L'
(f') U’ R U R’
(f) L’ U L U’
L R' L' R
(f) U L’ U’ L
(f’) R U’ R’ U
R’ L R L’ - U L’ U’ L
(f) L R’ L’ R - L’ U L U’
(f’) R’ L R L’ - R U’ R’ U’
R’ L R L’ - L’ U L U’
L R' L' R - R U’ R’ U
後半の3つは前半の2つの組み合わせでしかないので簡単に覚えられると思います.
以上でKeyholeの説明は終わりです.
1-flip
1-flip は2つのエッジを正しく,残りのエッジを反転させて揃えます.その後エッジの反転とD面センターのねじれを同時に処理する解法です.
センターのねじれによって手順を使い分ける必要がありますが,エッジの先読みをしなくてもそれなりのタイムが出せるので初心者におすすめの解法だと思います.
D面センターのねじれの数は3つ,2つ,1つ,0の4パターンが存在します.センターねじれが0の場合はKeyhole methodでエッジが反転してしまった場合と同様に処理すれば大丈夫なので省略して手順を紹介します.ミラー手順は省略します.
L U’ L’ R’ L R
L U’ R
L U’ L’ R L R
R L R' U R'
L R L R’ U’ R
L' U' L' R L
L’ U’ R’ U’ B’
L’ U’ R U’ B’
2つのセンターが同じ方向にねじれている場合は3手で揃うので可能な限りこのパターンに持ち込みたいです.
Oka
この解法は下図のようなOkaブロックを作ってKey hole methodと同様にD面センターを揃えます.Okaブロックは1つのエッジの位置と向きは合っているのですが,他方のエッジは間違った位置かつ隣接する上部センターのステッカーとエッジのステッカーが隣り合わないようにします.説明を読んでもピンとこないと思うのでとりあえず下図を見てください.
上図の青緑エッジは正しい位置,正しい向きに入っていますが,赤緑エッジは間違った位置にあります.かつ隣のセンターのステッカー赤と青と隣り合っていません.このようなブロックをOkaブロックと呼びます.
このブロックを作ったらKey holeを利用してD面のセンターを揃えてください.D面センターを揃えたら2つのエッジを下記手順で揃えます.
R U R'
U R’ L’ R U L
(r’) U’ L’ U’ L U L’ U
した2つはアンラッキーです.特に最後の状態は回しにくのでなんとしても回避するべきです.
この1-flip,Okaは top first の解法のなかでも汎用的なので,後半で紹介するBellやWO,Nutellaを覚えるよりも先にアンラッキーの回避も含めて覚えましょう.
アンラッキーの回避
Keyhole,1-flip
残りの3つの説明の前にこれまでに紹介した解法のアンラッキーの回避を説明します.簡単なのでぜひ覚えてください.
まずKeyholeと1-flipのアンラッキー回避です.2つとも同じ要領で回避できます.
アンラッキーの1手前の状態を考えてみましょう.次の2通り考えられると思います.
こんなときと
こんなとき.
2つとも1-flipのアンラッキーと捉えても大丈夫です.アンラッキーの回避手順ですが,1つ目がU R’ - L R’ L’ R,2つ目がU’ R’ - U L’ U L です.1つ目のU R'の形はBell methodと言います.このパターンのものしか使ってないので特に紹介はしませんが,Bell methodを使用すると簡単なときがまれにあります.
2つ目はOkaに持ち込んで処理しています.
Oka
次はOkaのアンラッキーの回避の紹介です.アンラッキーになる1手前から工夫することで対処可能です.
L’ R L - U’ - R U R’
(u) U’ L U - R L R’ L
L’ R U L
アンラッキー回避については以上です.WO,Nuttelaの手順をチョロっと紹介します.
WO
WOは3つのエッジをすべて正しく揃えたあと,D面センターのねじれを解消する解法です.めったに使わないので僕が使用している手順のみ紹介します.
R' L' R' L R
R’ L R’ L’ R L’
L U’ R’ U’ B
Nutella
最後にNutellaの紹介です.Nutellaは3つのエッジの内1つは正しく揃え,残りの2つは場所が入れ替わったブロックを作ります.そのあとエッジとセンターの向きを揃えます
こちらもあまり使わないので僕が使っているものだけ紹介します.
R L R L’
L R U’ B
L R L U B
てすと
アドカレ更新用