pyraminxブロック作成のコツ
はてなブログに「そろそろ記事書けよ」と催促されるし,まっしゅは 1-flip のブロック作成に困っているらしいので,ブロック作成について書きますか.
とは言ってもブロック作成だけなら定石を少し覚えるだけですぐに読めるようになると思うので,さらっと定石を紹介して,あとは exapmle をいくつか載せるだけです.
この記事のターゲットはTop first初心者なので Bell method や Nutella method のブロック作成については紹介しません.Pyraminx top first 解説 - からさわblog と,
Top first 発展 - からさわblog の間くらいの記事だと思ってくれればOKです.
この記事,というか僕はU-topにブロックを作成するので,L-topの人は頑張って手順書き直すかU-topでブロック作成できるようにしてください.Tymon や Drew はU-topです.U-topやれ.
まぁ実際好きな方でやればいいと思います.が,L-topはRwを多用し,D面にあたる面全体が回転移動するため先読みはU-topに比べ難しくなると思います.U-topでDwはあまり回さないからね.
あと例のごとく酒飲みながら書きました.お手やわからに.
定石
定石は揃えたいエッジがTopにある場合のみ紹介します.また手順の前の【Oka】,【flip】等はエッジとセンターの位置,向きの関係を示します.【correct】は位置,向きともに正しい,【Oka】なら異なる位置で,同じステッカーが隣り合わない向き,【flip】なら正しい位置だが向きが異なる,です.
スラッシュの意味は or です.手抜きです.
【correct】L U L' 【flip】L R / L' U' B' |
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【correct】L U' R 【Oka】L R / L' B' |
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【correct】L R / L' U' B' 【Oka】L' B' 【flip】L U L' |
Exapmle
OkaブロックやKeyHoleブロックなど,各解法を考えるときりがないので1-flipだけを考えます.
Ex1.B U' L R' B' L' B' R
R-top とL-topにフリップエッジがあるのがわかりますが,L-topはフリップエッジが2つなのでR-topについて考えます.
R-topはフリップエッジの他に定石に当てはまるもの(黄色青)があります.これは2手か3手で正しく揃えることが可能です.3つ目のエッジ,青緑を揃えつつ黄色青をD面に降ろせれば簡単にブロックが作れると容易に想像できます.
青緑エッジの位置と向きを踏まえると, [l'] U' L' B' でブロックが作れますね.U系はD面(今回は赤)に影響せず,D面に影響するのはL' B'の2手だけです.これだけなら1-flipのどのパターンが来るのか簡単に読めますね.
Ex2.B' U' R U L U R' L
今回は正しく揃っているエッジも,フリップしたエッジもないです.ただ,R-topに2手で正しく揃えられるエッジが2つあります(黄色緑エッジと緑青エッジ).これをうまく利用すれば簡単にブロック作成ができそうです.また黄色緑エッジを [l'] R' L' で揃えるとき,2手目の L' で青緑エッジがD面に降りるため,3手で2つのエッジを揃えられることがわかります.
あとはこの2つのエッジを処理する間に黄色青をフリップして入れられればいいわけですが,今回はたまたま [l'] R' でフリップして入ります.
つまり,[l'] R' L' B' でブロックが完成します.これも3手しか回さないので1-flipのどのパターンが出るのかは簡単にわかりますね.
1-flipのブロック作成に4手以上かかるものがなかなか出てこないのでこれで終わります.
1-flipのブロック作るだけなら大体は3手で終わるんですね,確率はしらんけど.